イオン球の開発秘話

上田 隆勇
創始者 上田 隆勇よりメッセージ

『鍼灸治療後の良い状態をもっと長く持続できないか。。。』
『もっと手軽に自宅で簡単にできる方法で多くの方を救えないか。。。』

海外での指導私は世界中で講座をしており、行く町、行く国で様々な方々を治療していきました。
ただ、治療しても、生活の中で様々なことが起きます。
1回で一生の効果を得ることは難しいのが現実です。

そこで、銅でできた10円とアルミでできた1円を使ったセルフケア方法を指導してきました。
しかし、それでも限界があり、海外の方々や何千人、何万人もの方に対応することはできません。

『薬に頼りすぎずに健康で若々しく笑顔あふれる社会を作る』を形にできないか

かねてから、なるべく『薬に頼りすぎずに健康で若々しく笑顔あふれる社会を作る』とビジョンに掲げている私は「治療院になかなか来られない方が自宅で簡単にできる方法は無いか。難しくてはダメだ。」と考えていました。
そこで何とか10円と1円を小さくし、効果的にできるもの、体に優しく誰でも簡単にできる方法を世界に届けたいと思っていました。

運命の出会い

開発メンバーその思いが形になるイオン球開発のキッカケは、岐阜県の郡上市で金属加工工場をやられているミサト工業川嶋社長を、ビジネスプロデューサーの道幸さんにご紹介して頂いことでした。実は川嶋さん、金属加工のプロフェッショナルで、過去に毛を抜いても痛くない毛抜を開発し、東急ハンズなどで7万本売った実績のあるすごい方でした。

しかし、金属加工でそんなに実績あるのに、まったく畑違いのイオン球を共同開発することになったのか?
実は、川嶋さんの工場は下請け工場で、たとえ、年間1億、2億の売上げがあったとしても、ほぼ利益が残らず月収50万とか60万円が当たり前の業界でした。 そこで、そもそも鍼は金属ですし、道幸さんから「上田先生何か一緒にできない?」とお話しを頂いたというわけです。

町工場の技術と東洋医学の技術のコラボレーション

川嶋社長と上田隆勇毛抜きの販売実績はとても素晴らしい。でも、毛抜きは何十本もまとめて買うことはないですし、ほとんどの人が1回買ったらずっと使い続けてしまうからリピート購入には繋がりにくい。そこで私のメソッドを製品にできれば、肩こりや腰痛、疲れなどの症状改善に効果的で、簡単に使えて、繰り返し喜んで買っていただけるのではないか… そうすれば、ファンも増え、繋がりもできて、1つの大きなコミュニティーにもなるのでは?と考えました。

ここで繋がったのが、当時私が行っていて、世界に届ける形にしたいと思っていた11円療法でした。しかし、ここからが苦労の連続でした。良いアイデアは出るのですが、それを金属で形にするのが難しいわけです。何度も何度の金属を加工して効果を試す…その作業の繰り返しでしたが、その結果、銅とアルミの異種金属の組み合わせで、最大の効果を発揮させる、今まで誰も思いつかないようなアイデアを形にすることができたのです。
※研究により血流改善が認められることが科学的にも明らかになり、特許を申請しています。

JAPANメソッドを世界へ!

イオン球を持つ外国人今回のプロジェクトが成功すれば、僕たちのような専門的な業界の人も、そして、その商品を購入してくださったお客さんも、もちろん、町工場の社長さんたちも、それぞれが成功できるビジネスモデルとして伝えていけると考えています。

町工場にはアイデアを形にする素晴らしい技術があります。その一方で、素晴らしいアイデアはあるのに、それを形にする技術がない人もいます。そういった人たちのために、今回のプロジェクトが一つのモデルケースになるのではないかと私は考えています。

川嶋さんは「町工場甲子園」のようなものを作って、「町工場がんばろう!」「JAPANメソッドを世界へ!!」と、今後は展開していく予定だそうです。
心から応援させて頂きます。